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 わたしはすべてを見守った。優しい男とその子ども。生まれる新しい機能。彼らは人であった。なにに劣ることもない、なにを恐れる必要もない、人間であった。今、傍観者である君たちに、言葉を贈ろう。いとおしい君たち、そして彼らへ、どうか君たちが叶いますように。
「これは君に贈る最後の示唆」

 父よ。わたしは恐れない。なぜなら彼はあなたの子なのだから。彼らがあなたの死を真に涙したそのとき、私は拍手を贈ろう。あなたとあなたの子のために、葡萄をつぶし、山羊を屠ろう。(ありえぬ話だ)(彼らは愛を欠く)彼らは確かな人間であったのに、それを濁らせたのはあなただ。
 狂人のアパートは是以上を抱えられぬ。子どもたちを逃がす唯一の希望を、分かれ道を閉ざしたのは誰だ。狂気を醒ましたのは誰だ。終焉の幕を引くのは、そう、

 サイレンが響いている。見つけたのだろう。
 さて、すべてを終わらせにゆこう。



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改装前のトップだったということだけは覚えています。懐かしい。
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